私たちが日々、生活する中で感じる「ほしい・したい」という感情。
否定しようと思っても、否定しきれず流されてしまうことも数知れず。
しかし、その「欲」が身を滅ぼしてしまうことにつながるとしたら?
私たちは、やっちゃダメだとわかっていてもやってしまう時があります。
物事を判断するときに状況に応じた判断を完璧にこなし続けられる人は、 それこそ稀と言えるのではないでしょうか?
今回紹介する映画「エベレスト」では、「欲」において踏み越えてはいけない一線を越えたときに、振りかかるリスクを見せてくれています。
今回も、映画を観て、考え、語り、気づく習慣の第一歩として、映画で語るキャリア塾から、見方をご紹介させていただきます。
1.映画 エベレスト あらすじは?
世界最高峰の山、『エベレスト』 その山に挑もうとする山登りのエキスパートたちがいた。
金銭的にも命の危険的にもリスクしかない現場に飛び込む挑戦者たち。
しかし、例年にない賑わいのため登山口は人であふれていた。
今回の物語の主人公はエベレスト登山ガイドとして働く1人の男だ。
パートナーも山登りのエキスパートで、子を身ごもっていた。
そんなパートナーを家において、1年に1回しかないエベレスト登頂ガイドの仕事に向かっていく。
参加者には、有名報道記者・町の思いを背負ってきたもの・世界の山を知り尽くした人など様々な背景を持つ人たちが集まっていた。
登頂に向けトレーニングを積み重ね、万全の態勢で臨もうとする主人公。
しかし、登頂にはトラブルがつきものだった。
自然との間、人との間で巻き起こるリスクに向き合いながら、エベレスト登頂を実現するために邁進していく物語です。
一歩間違えれば「死」が待つのみ。
究極のリスクをはらみながら、それでも登頂したいという「欲」を持ち、突き進んでいく挑戦者たち。
そんな挑戦者たちの姿には「欲」との付き合い方において大切なことが散りばめられていました。
2.映画 エベレストで考える自身の「欲」との付き合い方
一年に一度しかチャンスはなく、挑むのには1000万円近くのお金がかかる。
富裕層でなければ、人生で挑めるのは一度きり。
人生の大一番ともいえるこの瞬間に「欲」がちらつくのは自然のことかもしれません。
エベレスト登頂のガイド役として、お客の登頂をサポートする立場にあった主人公は、安全のために登頂完了のタイムリミットを設けていました。
タイムリミットに従い、主人公はついてこられたお客と共に登頂を完了していました。
その後、タイムリミットまで待機して下山することに。
しかし、1人のお客がタイムリミットが過ぎても、登頂し続けていました。
静止を振り切り、登ることにこだわるお客。
そのお客は、今回の挑戦者の中でも主人公と関わりが深く、一際思い入れのあるお客でした。
タイムリミットは過ぎている。登り切らせれば、危険かもしれない。
だが、このチャンスはもう二度とない。
合理的に考えれば、下山させた方がいいとわかっている。でも…。
ガイド役が抱く葛藤から、ぜひ皆さんに考えてほしいことがあります。
それは『あなただったら、どうするか?』です。
映画では、どのような決断をして、どんな結末を迎えたのか。
決断に対して、あなたはどのように感じたのか?
ぜひ映画を観て、考えてみてくださいね。
3.まとめ
映画を娯楽として楽しむときだけの時はその瞬間に起こった出来事について考えるだけでいいのですが、アウトプットを前提にして、観てみると、いつもとは違った映画体験が味わえるかもしれませんよ。
ぜひ、試してみてくださいね。
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