どこに生まれたか。
何を叶えたいか。
頼れる人がいるか、いないか。
これまで、どんな経験を積み重ねてきたのか。
1人1人、大小さまざまなあるとは思いますが、 夢や目標を持ち、日々を過ごしているのではないでしょうか?
けれど、1人1人の夢や目標を叶えていくにあたって、 うまくいかないこと。足を引っ張るような出来事は色々あると思います。
今回ご紹介する映画 イン・ザ・ハイツでも、 幼いころに抱いた最高の思い出をもう1度味わうために、 未知の場所へ踏み出すか。それとも、親から引き継いできた店を守り、 街灯のようにこれまで通り生きるか迷う青年。
町を出て、デザイナーとして生きていくことを夢見るものの、 頼れる身寄りはなく、信用が足りないために、外に出ることが叶わない女子青年。
町全体から、天才ともてはやされ、期待されて、超名門大学へ進学したものの、生まれの違いからくる大学での扱われ方に苦しみ、足を止めてしまった女子青年。
仕事熱心で、ボスに認められるために努力を積み重ねながら、 歩みを止めてしまった天才に恋焦がれ、背中を押そうとする青年。
背景は違うけれど、一歩ずつ歩みを進めようとする気持ちだけは 同じでした。
彼ら、彼女らは、どのように迷いながらも、一歩を踏み出し、 突き進んでいくのか。
今、もしあなたも、何かを前に進めることを願っているのなら、 この後のメッセージも読んで、映画に触れてみてくださいね。
1.映画 イン・ザ・ハイツ あらすじは?
ニューヨークの一角にあるワシントン・ハイツでは、移民系の人たちが、 夢を抱き、物価高や、世の中の変化に苦しみながらもなんとか生きていた。
そんな町で父から受け継いだ店を経営するドミニカ系出身のウスナビ。
デザイナーを夢見ながら、ネイルサロンで働くヴァネッサ。
天才と言われ、町で唯一の大学進学者でありながら、道を見失い、
町へ戻ってきたニーナ。
仕事熱心で、幼少のころからニーナに恋をするベニー。
町に暮らすみんなの母。アブエラ。
それぞれが夢に向かって足を踏み出し、 道を見失った人ももう1度足を踏み出そうとしていた。
そんな異なる背景を持つ人たちが集まり、 共に暮らす町ワシントンハイツで 大規模な停電が発生してしまう。
大きなものに振り回され、意気消沈する人たちもいる中、 それでも前を向いて、夢に向かって突き進んでいく人たちの姿を描いた本作。
夢を追い、夢を支える人たちを描いた物語の中には きっと、あなたの琴線に触れる人物との出会いがあるはずです。
ミュージカル調で、リズムよく4人の物語が進んでいく本作。
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2.小さなことで尊厳を守り、一歩前へ進んでいく
この映画の中で、外に出ていく人たちが共有で抱く壁として、 「誰にも受け入れられないのではないか?」という感覚がありました。
そして、外に出ていった人もまた、 「受け入れられないこと」に苦しんでいました。
世の中の大きな流れには抗えないのか。 そんな無力感が描かれる瞬間もありました。
そんな人たちに対し、町の母、アブエラおばあちゃんはこんな一言を 伝えていました。
小さなことで尊厳が守られる。 些細なことで良い。私たちの尊厳を示すのよ。 忍耐と信仰を
こうしたメッセージには、 私たちが、一歩前へ進んでいく上で大切なことを教えてくれていました。
これから、この映画に触れる皆さんには 「あなたなら、アブエラおばあちゃんの言葉をどう解釈して活かしますか?」という問いを考えてもらえればと思います。
映画の中で、夢を追いかける4人の青年たちは、 この言葉とうまく付き合い、自分事に置き換えていました。
この人の困難との向き合い方は、自分にも活かせるかも。
そんな感覚を得てもらえれば嬉しいです。
3.最後に
映画の中に込められたメッセージを読み取り、 自分事に置き換え、活かしていく。
そんな映画との新しい付き合い方をぜひ、 あなたも体感してみてくださいね。
1人ではなく、誰かと一緒にやりたい。
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それでは、また!
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