幼い頃、こんなことを願ったことはありませんか?
あぁ。私も男の子に混じってサッカーとかを全力でしたいな。
あぁ。僕も女の子に混じってお化粧をしてみたいな。
今でこそ、ジェンダーの壁が少しずつ取り払われ、 どちらも取り組みやすくなってきたところもありますが、 それでも、「男の子だから」「女の子だから」というカテゴリーは どこかで私たちを縛り付けてしまいがちです。
今回ご紹介する映画、「トムボーイ」は、 女の子でありながら、男の子と一緒になって遊んでみたい気持ちを 叶えていく一夏の物語です。
子どもたちの世界の中には、大人の世界で当たり前と思っている 「カテゴリー」で分けるということが少ない世界です。
入りたいと願う子を受け入れ、仲間として関わり、 裏切ったり、嫌なことがあれば、みんなでどうするかを考える。
そんな子どもの世界で起こった出来事を 改めて大人になった私たちが観ることには、 ・「先入観」や「カテゴリー」に縛られない生き方への発想の転換 ・初めての人と関わりを持ち、関係を深めていくヒント ・子どもの頃、やりたかった事、実現したかった事の振り返り など、様々なことを思い浮かべることができるでしょう。
また、子を持つ親としては、本作の主人公がやったことに対して、 ・親としてどのように関わっていくか? という目線で考えることもできるかもしれません。
どこかで当たり前に思っていることが、実は当たり前じゃなかったら。
そんな目線で見てみると面白い本作。
早速あらすじから見ていきましょう。
1.映画 トムボーイ あらすじは?
10歳のロールは、引っ越し先で知り合った友人たちに、 「ミカエル」と名乗り、男の子として過ごし始めるのでした。
家では両親と愛らしい妹の姉として穏やかに暮らす一方、 外では、ミカエルという一人の男の子として一緒に過ごしていく。
家では女の子として、そして外では男の子として過ごす ロールの生活。しかし、その生活は長くは続かないのでした。
その時、仲間たちは、そしてミカエルに好意を持った1人の少女は どんな風に彼女と向き合っていくのか。
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2.カテゴリー分けしていることは私たちに何をもたらすか?
青色が好き。男の子と同じ様に遊べるようになりたい。
けれど、母親はかわいい服を与えようとして、 どこか自分らしくいられない自分がある。
そんな気持ちの反発とも見てとれる ロールの姿には、私たちが「当たり前」にしていることの 影響力を見せられているように感じています。
自分は女の子なのか。それとも男の子なのか。
アイデンティティが揺らぐ思春期の年齢の子どもが、 何を考え、どのように過ごしているのかを知ることで、 「あっ。」と思う瞬間があれば素敵だと思っています。
もし、あなた自身が、ロールと同じ様に違和感があったのなら、 自身が感じている「違和感」を 言語化するチャンスにもつながるかもしれません。
子どもの頃、果たしたかったけれど果たせなかったことが ある方にとっては、「自身の願望」を思い返すきっかけに なるかもしれません。
親としての目線で考えるなら、 子どもとの関わり方の中で、「○○だから」というカテゴリーで 判断してしまう関わりに対し、振り返るきっかけになること 間違いなしです!
自分が子どもの頃感じていたこと。
親として子どもの世界をもう少し知りたいと思う方はぜひ
この映画をご覧になって、自身の経験を振り返るよいきっかけに してくださいね!
3.最後に
懐かしいあの頃の思い出。
自分自身が思い返せなくなったあの頃の感覚を思い返す。
そこには、蓋をしていたものが解き放たれるような感覚を 感じることもあるかもしれません。
映画を通して、色んな感情に触れ、 自身の感情の揺らぎを体感する。
そんな感覚の積み重ねは、 きっとあなた自身が「イキイキワクワク」生活していく上で、 とても大事な経験になる。
そんな風に感じています。
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映画を介して”世界”を、”未来”を、”自分”を
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それではまた!
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