つらい時、不安な時。
皆さんは、どんな風に向き合っていますか?
自分一人で抱え込んでしまっている。
誰かに話すことで、すっきりしている。
どこか、旅に出ることで気分転換を図っている。
いい時もあれば、悪い時もあるのが人生。
だからこそ、色々な方法で解決を図っているし、 これからも図っていこうとするのではないでしょうか。
けれど、自分自身の不安な時の向き合い方は、 介護施設に入ってしまうと、大きく変わってしまうかもしれません。
自分の意志で動くことが困難になり、
自分の記憶がおぼろげになり、日常の小さなことへの不安も大きくなる。
周りを信じることが難しくなるかもしれませんね。
まだ遠い話だから。と考える方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、もしあなたに祖父や祖母がいらっしゃるのなら、 今回の映画は、ぜひ観てほしい作品です。
忙しいからなかなか会いに行くことができない。
けれど、実は心配していることがある。
そんな方にお勧めの映画 「83歳の優しいスパイ」
それでは、まずはあらすじから見ていきましょう。
1.映画 83歳の優しいスパイ あらすじは?
80歳~90歳の高齢男性を募集する
求人広告を見かけた主人公のセルヒオ。
募集をみて応募し詳細を聞くと、 特養ホームの内偵調査とのことでした。
依頼者の母が施設で虐待や盗難被害を
受けているかもしれないので調査してほしい。
セルヒオは探偵事務所のサポートを借りながら、 ホームへ潜入していくところから 物語は始まっていきます。
スマホを使ったこともなく、
調査の報告の時に伝える秘密の暗号も
大声で話してしまうセルヒオでしたが、
持ち前の優しさを発揮し、 入居者たちと関係を深めていきます。
果たしてセルヒオは、無事探偵業務を 終えることができるのか。
老いてから、何を考え、何に悩み、 どう生きているのか。
セルヒオが入居者一人一人と話す姿と内容は必見です!
現在AmazonPrimeにて視聴が可能ですよ! www.amazon.co.jp/dp/B09QVJHJCK
2.不安な時こそつながることの効果とは?
もしも、私たちが、明日から老人ホームで暮らしてください。
家族から、こんな風に言われたら、皆さんはどう反応しますか?
嫌だ。絶対。
無理。なんでそんなところに入らないといけないの?
そんな風に反応する方もいれば
家族に迷惑はかけられないから。
子どもたちに楽をさせてあげたいから。
という考えを持つ方もいるかもしれませんね。
探偵として入所したセルヒオは、 入所することへの不安感を頭で理解しながらも、 自分の意志で外に出ることができる自由を持ち合わせた 施設の中では異端な存在でした。
そして、探偵という業務と、持ち前の優しさを発揮して、 多くの入居者たちの話を聞き続けたのでした。
すると、セルヒオに恋する女性が現れ、 信頼する人も多くあり、施設の中で一番の人気者に なっていくのでした。
なぜ、セルヒオは一番の人気者になれるのか。
そこには、人の不安に寄り添う上で大切なヒントが 数多く描かれていたからだと思っています。
そして、不安なことを抱えた時に、 自分が心から望むものが何か。ということも 表現されていたように思います。
今、不安なことを抱えておられる皆様は、 セルヒオの関わりを見て、 「今、私が必要としている関わりは?」という問いを立て、 ぜひ映画をご覧になってみてください。
そして、不安な人を支えておられる皆様は セルヒオの関わりの中で、 「今の私に取り入れられそうなことは?」という問いを立て、 ぜひ、ご覧になってみてくださいね。
3.最後に
映画は、自分自身が経験していないことを想像させてくれる 優れたツールであるなぁと実感しています。
日本だけでなく世界中で共通して存在する 「老いとの向き合い方」という課題。
当事者として考えるか、子どもの立場で考えるか。
きっと視点やとらえ方は様々だと思います。
そんな、違いを楽しみ、共に学んでいく。
そんな映画で学ぶ感覚を楽しんでもらえれば嬉しいです!
映画で語るキャリア塾では 3週間に1度、映画で学ぶ習慣を作りたい方。
映画を介して”世界”を、”未来”を、そして”自分”を 知って、気づいて、拡げていきたい方
新しいキャリアデザインを、映画の力を借りて 実現していきたい方におすすめしています。
まずは、初回500円で参加できるので 1度体験してみてくださいね。
次回は 9月21日(水)20時~22時まで 映画は です!
ぜひ、ご参加くださいね! (お申し込みは以下のリンクからどうぞ!) https://www.eigadecareer.online/plans-pricing
それではまた!
Commenti